「都会の喧騒から離れて、自然を感じながらリラックスしたい」
そんな方におすすめしたいのが、埼玉県秩父にある「長瀞岩畳」です。
都心から2時間で行けるという好アクセスにも関わらず、壮大な自然を味わえるので人気を集めています。
「長瀞岩畳」は、国指定の名勝・天然記念物にも指定されている観光スポット。
何層も重なったように見えるフシギな岩、ゆっくりと流れるおだやかな川、どこまでも続く鮮やかな緑……日頃の疲れを癒せること間違いなし!
「今日は天気がいいからお出かけしよう!」と思い立ったら、日帰りで「長瀞岩畳」にお出かけしてみてはいかがでしょうか?
今回は、電車派と車派の方に向けた「長瀞岩畳」までの行き方や、駅周辺のおトクな駐車場情報などをご紹介していきます。
では、現地から早速レポートしていきましょう!
都心から日帰り観光OK!秩父「長瀞岩畳」へのアクセス
埼玉県秩父は山々に囲まれ、四季折々のうつくしい自然に触れられることで有名な観光地。
「長瀞岩畳」へ向かう道中では、秩父山地が織りなす渓谷美が堪能できます。
そんなうつくしい景観も楽しみながら、「長瀞岩畳」に向かってみてはいかがでしょうか。
車でも電車でも都心から2時間で、日帰り旅行にもってこい! そんなアクセス抜群の「長瀞岩畳」への行き方を、詳しくご紹介しますね。
車と電車ともに、まずは「長瀞岩畳」の最寄り駅である「長瀞駅」へ向かいましょう!
【電車で行くなら!】長瀞駅までのアクセス
電車で向かう場合は、秩父鉄道に乗って「長瀞駅」で下車しましょう。
電車でのアクセスは以下の通り。
・西武池袋線(特急)で「西武秩父駅」まで80分、秩父鉄道に乗り換えて「長瀞駅」まで20分
・東武東上線(快速)で「寄居駅」まで90分、秩父鉄道に乗り換えて「長瀞駅」まで20分
・高崎線で「熊谷駅」まで60分、秩父鉄道に乗り換えて「長瀞駅」まで50分
・北陸新幹線で「熊谷駅」まで30分、秩父鉄道に乗り換えて「長瀞駅」まで50分
・高崎線で「熊谷駅」まで40分、秩父鉄道に乗り換えて「長瀞駅」まで50分
・上越新幹線で「熊谷駅」まで12分、秩父鉄道に乗り換えて「長瀞駅」まで50分
【車で行くなら!】長瀞駅までのアクセス&周辺の駐車場情報
「長瀞岩畳」から徒歩5分の場所にある「長瀞駅」周辺には、駐車場がいくつかあります。
そのため、ナビで「長瀞駅」を設定し、駅周辺の駐車場に車を置くのがおすすめです。
東京方面から車で向かう場合のアクセスは、以下の通り。
- 関越自動車道 「花園I.C.」下車
- 国道140号経由で「秩父・長瀞方面」へ
- 長瀞駅前交差点を「長瀞駅方面」へ左折
長瀞駅前交差点の目印となるのは、「宝登山神社」の大きな白い鳥居。鳥居を背にして進むと、正面に駐車場と「長瀞駅」が見えてきます。
長瀞駅前の駐車場は、1日500円ほど。
「長瀞駅」の目の前にある「タイムズ長瀞駅前」は、スペースが広く、「長瀞岩畳」にも近くてアクセスがいいのでおすすめ。
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞529
料金:最初の60分(400円)、以降60分毎(100円)
周辺には市営駐車場や、店舗の駐車場などが多数あります。
特定の店舗で食事をしようと思っている方は、その店舗に駐車場がないかを調べてみてくださいね。
なかには「ライン下りに参加した人は無料」といったおトクなサービスがある駐車場も。
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞531-1
料金:ライン下りをしている間は無料
長瀞渓谷の名物、ライン下り。「せっかく長瀞渓谷に来たから、ライン下りをしようかな」と考えている人に、ぴったりの駐車場ですよ。
長瀞岩畳通り商店街を抜けよう! 長瀞駅から長瀞岩畳までの行き方
「長瀞駅」から「長瀞岩畳」までは徒歩5分! ……とその前に、トイレに行きたいなら、「長瀞駅」の改札を出て右手側にある、公衆トイレを利用しましょう。
全長600mの岩畳にはお手洗いはありません。
「長瀞岩畳」へは「長瀞駅」を背にして、左手に進みましょう。
左手正面に見える、手焼きせんべいがおいしいお店「まるつぶ」につきあたったら左折。
曲がるとすぐに秩父鉄道の踏切が出てくるので、踏切を渡って直進します。こちらの踏切では運がいいと、SLが走る姿を間近で見られるそう。
踏切を渡ると、目の前には商店街の入り口が。そのまま「岩畳通り商店街」に入り、道なりに直進します。
200mほど進み、階段が出現したらゴールまであと少し!階段を降りると……
「長瀞岩畳」に到着です! ずっと歩いてきた商店街の景色とは打って変わって、壮大な自然が目の前に広がっています。
名物アクティビティ“ライン下り”も! パワースポット「長瀞岩畳」の魅力を紹介
ゆったりと流れる荒川に沿って、豪快にそびえ立つ岩の道が「長瀞岩畳」です。
きれいな岩の層が重なって織りなす景色を見ていると、自然の偉大さを感じられます。
川の奥にある崖は「秩父赤壁」。川の浸食によって作られた崖で、酸化して赤色になっているのが特徴です。
荒川の深い緑色、川に沿ってずっと続く鮮やかな緑、岩畳の凛々しい灰色、地球を包み込む空のうつくしいブルー。
そんな自然のコントラストが、日頃の疲れを癒してくれます。
ちなみに、荒川は近くに行くと、川底が透き通って見えるくらいきれいですよ!
岩畳のうえを歩いて散策することも可能です。岩畳は全長約600m・幅約50mの一枚岩。
歩いて奥のほうまで行けるので、冒険中のトレジャーハンターの気分を味わえます。
ただし、地面がかなり凸凹しているうえ、川沿いまで行くと崩落する危険があるので、歩くときは要注意。
さらに自然を身近に感じたいなら、長瀞の大人気アクティビティ「ライン下り」に参加するべし。
のんびりと進む舟に乗って、川のうえから岩畳を眺められ、なんともいえない開放感が味わえます。
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「長瀞岩畳通り商店街」のカフェでかき氷も! のんびり食べ歩き観光も魅力
「岩畳通り商店街」で食べ歩きをしながら、のんびりと「長瀞岩畳」に向かうのはいかがでしょうか。
約200mのあいだにおみやげ店や飲食店がズラッと立ち並ぶ「岩畳通り商店街」。
秩父名物のグルメも盛りだくさん。おすすめのお店をいくつかご紹介していきますね。
長瀞は水がきれいなことでも有名。
そんな長瀞の水で作られた「かき氷」を食べたいなら、「阿左美冷蔵(あさみれいぞう)」ののれんがかかったお店に入りましょう。
商店街を歩いていると、数店舗でのれんを目にします。
この目印があるお店は、秩父にある天然水の蔵元「阿左美冷蔵」の、うつくしく透き通った氷を「かき氷」に使っているんです。
「生そば むらた」は、古民家風の店内か、風通しのいいテラス席のどちらかをチョイスできます。
天気がいい日は、さわやかな風を感じながら外に座って食べるのがイチオシです。
おいしそうな鮎の塩焼きが目を引く、川魚料理屋「松ばや」。焼き上げた串に刺さった鮎は、炭火でじっくりと焼き上げられています。
早い時間に行くと、1日限定10本の天然子持ち鮎の塩焼き(700円)が食べられるそう。
白壁のおしゃれな「長瀞とガレ」では、食べ歩きにぴったりなガレットを販売しています。
秩父名物である豚肉の味噌漬けを使った「みそ豚ガレドッグ(550円)」は、ワンハンドで食べられる一品。
プラス60円で燻製チーズを入れるのも可能です。豚肉の味噌漬け×燻製チーズなんて、おいしいに決まってる……!
ご当地ならではの楽しみ「秩父ビール(600円)」も食べ歩きに合わせたい一品。
味が濃いめの「みそ豚ガレドッグ」を「秩父ビール」でさっぱり流し込んでみてはいかがでしょうか?
「岩畳通り商店街」は早い時間に閉まるお店が多いので、昼ごろに行くのがおすすめです。
日帰り観光スポットを探しているなら、都心からアクセスしやすい「長瀞岩畳」へ!
都内から2時間ほどとアクセスがよく、壮大な自然を感じられるスポット「長瀞岩畳」。
「少しだけ遠出をしたい」「自然のなかでリフレッシュをしたい」という方、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
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車派も電車派も、まずは秩父鉄道「長瀞駅」に向かってくださいね。
長瀞駅に着いたら、そのまま「長瀞岩畳」に直行するのもよし、商店街で食べ歩きを楽しむのもよし!
ライン下りの舟に乗れば、長瀞でのすてきな時間を彩ってくれるはず。
住所:埼玉県秩父郡長瀞町大字長瀞
電話番号:0494-66-3311( 長瀞町観光協会)
交通:秩父鉄道「長瀞駅」から徒歩5分
定休日:年中無休
料金:無料
駐車場:あり(1日500円程度)
トイレ:駅前に公衆トイレあり