高知「ひろめ市場」の完全ガイド!おすすめの時間帯とお店を徹底レビュー

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「お酒を飲みながら、高知のうまいもんをちょっとずつ堪能したい!」と言われておすすめする場所は一択……

高知城のお膝元にある「ひろめ市場」です。

約40もの飲食店と約20ものお土産店が並んでいる商店街で、地元民や観光客がこぞって集まっています。

ひろめ市場 混雑

それぞれの店で購入したお酒や食べ物を、ズラッと並んだテーブルに座ってそのまま食べられるシステムです。

そのようすは、酒飲みのための巨大フードコートさながら。

1週間の高知旅で、4回も訪れてしまったのはここだけのヒミツです……(小声)

朝・昼・晩、自分の足で通って調査した「ひろめ市場完全ガイド」ここにアリ!

ひろめ市場のシステム・ルールやおすすめの店舗、写真で伝える時間帯別の混雑状況など、まるっとご紹介していきます。

目次

高知のおすすめスポット「ひろめ市場」までのアクセス

ひろめ市場 外観

帯屋町(おびやまち)アーケードの端っこにある「ひろめ市場」。

高知駅

高知駅からは、歩いて15分ほどの場所にあります。

高知城の追手門からは、歩いて5分もかからないところにあるため、高知市内を観光するときのルートに組み込みやすいでしょう。

高知駅 路面電車乗り場

ちなみに! ローカル気分を味わいたいなら、高知駅から路面電車でアクセスするべし。

「高知駅前」からとさでんに乗って「はりまや橋」で乗り換え。

再びとさでんに乗って「大橋通」で下車し、2分ほど歩けば到着します。

※車でのアクセス、駐車場情報は最後にあります

昼飲みも、朝ごはんも、お土産も! 高知に来たなら「ひろめ市場」がおすすめ

ひろめ市場 入り口
まねきねこがお出迎えしてくれる、平成浪漫商店街

レトロな看板が目印の外観。ちょっとしたテーマパーク感が漂っています。

営業時間は、平日・土・祝日だと8時から23時まで、日曜日だと7時から23時まで。

朝ごはんにもランチにも夜の晩酌にも使えるのが便利でありがたい……!

入り口につけられたビニールのカーテンをくぐると、

ひろめ市場 龍馬通り

店舗がびっしりと並んだ、混沌とした風景が広がっています。

新鮮な魚介類やジューシーな肉料理など、おいしそうな料理が盛りだくさん。

昭和レトロ 飲み屋街
昭和の飲み屋街にタイムスリップ⁉︎

和食や中華、イタリアンなど、さまざまなジャンルの飲食店が約20店舗あるため、なにを食べようか迷ってしまいます。

財布を片手に、プラプラと眺めているだけでも楽しい気分に!

お城下広場
ひろめ市場でいちばん大きな飲食スペース「お城下広場」

ひろめ市場には、ひらけたスペースや通路など、いたるところにテーブルがあります。

席数は430席ほど。店舗で購入したドリンクや食べ物は、テーブルでゆっくりと堪能できるんです。

ほとんどのお客さんがお酒を飲んでいて、酒飲みが集まったフードコートのよう。

地元の人と観光客との会話も生まれています。

店の外にはATMがあるので、貯金が尽きるまで飲み続けられてしまう……くぅ……

龍馬通り テーブル
「龍馬通り」に置かれたテーブル

ソフトドリンクもあるため、お酒を飲まない方でも楽しめます。まだ明るい時間帯は、中学生や高校生もちらほら。

授乳室やベビーベッドも用意されているので、お子さん連れのファミリーも安心して利用できるスポットです。

ひろめ市場 お土産店

ひろめ市場には、約20店舗のお土産店も。高知グルメを味わいながら、お土産もそろえられます。

黒潮物産 芋けんぴタワー

黒潮物産」の芋けんぴタワーは、インパクト大!

高知土産として有名な芋けんぴを販売しています。

ビールのつまみとしてもぴったりな「塩にんにく芋けんぴ」も。

高知「ひろめ市場」のシステムを紹介! ルールをしっかりと守るべし

「郷に入れば郷に従え」ということわざがあるように、旅行先ではその場所の決まりに従うのがルール。

そこで、ひろめ市場の使い方やルールを押さえておきましょう。

ひろめ市場 座席

ひろめ市場に到着したら、食べ物の狙いを定めるよりも先にやること。それは、席の確保です。

自由広場

時間帯にもよりますが、ひろめ市場は基本的に混雑しているので、先に席を取っておきます。

席がたくさんあるのは「お城下広場」「自由広場」ですが、意外と路地裏の席のほうが空いているかも……⁈

空席を見つけたら、荷物を置いておくのでもよし。席取り部隊に、席で待っていてもらうのでもよし。

ひろめ市場 注文口

無事に席を確保できたら、好きな店舗で気になるグルメやドリンクを注文。

料理を作るのに時間がかかる場合は、番号札を渡されて、料理が完成したら店員さんが席まで届けに来てくれます。

「●分後に来てください」と時間を告げられるパターンも。

生ビール

料理とドリンクが席にそろったら、お待ちかねの宴会開始。混雑時は、相席をするのが基本です。

高知グルメをじっくり味わったり、地元の人との会話を楽しんだり、思い思いの楽しい時間を!

ゴミ箱

食事が終わって帰るときは、使い終わったグラスやお皿を、テーブルの端っこにまとめて置いておきましょう。

清掃員さんが常に回っているので、テーブルを片付けてくれます。

プラスチックなどのゴミは、近くにあるゴミ箱に捨ててくださいね。

ひろめ市場のシステムをおさらい!

1.まず席を確保する
2.好きな店舗でドリンクや食べ物を購入
3.高知グルメを全力で堪能!
4.食べ終わったらお皿やグラスは席の端に
5.プラスチックなどのゴミはゴミ箱へ

楽しい時間を過ごすため、以下のルールも守りましょう!

ひろめ市場のルール

・飲食物の持ち込みはできません
・ペットを連れて入場できません

「ひろめ市場」おすすめのお店! カツオのタタキ「明神丸」、餃子「ひろめで安兵衛」など

高知のうまいもんから定番の酒のアテまで、なんでもそろっている「ひろめ市場」。

郷土料理を扱うローカルなお店ばかりかと思いきや、おしゃれなイタリアン料理や本格インド料理まで。

いろんな食べ物がありすぎて、なにを買おうか迷う……」という方に向けて、実際に食べておいしかったお店を紹介します!

「ひろめ市場」でおすすめのお店① わら焼きカツオのたたき「明神丸 ひろめ市場店」

明神丸 ひろめ市場店

高知に来たら食べておきたいのが「カツオのたたき」。

お城下広場沿いにある「明神丸 ひろめ市場店」では、豪快な火をあげて焼かれるカツオのようすを見られます。

たたきと生ビールセット

カツオのたたきとビールをお得に購入できる、「たたきと生ビールセット(7切れ)」(1,180円)。

たたきは塩かタレをチョイスできます。

塩味のカツオのたたきは、フルーティーなゆず酢にちょこんと付けて召し上がれ。

肉厚なカツオのうまみが、口のなかに広がります。

明神丸 行列
平日金曜日、午前11時前のようす

「明神丸」は、ひろめ市場のなかでも特に人気を集めているお店です。

ただ、回転が早いためあまり待ち時間はありません。

開店する11時前には列ができていましたが、開店したら流れるように列が短くなっていきました。

「明神丸」のメニュー(一部)

カツオのたたき単品 小(5切れ) 730円
カツオのたたき単品 中(7切れ) 980円
カツオのたたき単品 大(10切れ) 1,350円
カツオのたたき単品 特大(13切れ) 1,650円

カツオのたたき定食 小(5切れ) 900円
カツオのたたき定食 中(7切れ) 1,150円
カツオのたたき定食 大(10切れ) 1,520円

生ビールセット たたき小 1,180円
生ビールセット たたき中 1,430円
生ビールセット たたき大 1,800円

「ひろめ市場」でおすすめのお店② 屋台餃子「ひろめで安兵衛」

ひろめで安兵衛

屋台餃子を提供する「ひろめで安兵衛」も、ひろめ市場で大きな人気を集めるお店です。

名物の屋台餃子は、焼きあがるまで1時間待ちになることもあります。

餃子を食べたいなら、席を取ったあと早めに注文しておくのが吉。

屋台餃子

メニューは、「屋台餃子」(460円)の一本で勝負!

一人前7個入りの餃子は、注文を受けてから手作りされているこだわりよう。

ひと口で食べると、パリッと焼き上げられた皮のなかから、ジューシーな肉汁があふれ出てきます。

高知産のニラやしょうががいいアクセントに。ビールとの相性バッチリな一品です。

小ぶりサイズなので、一人前をひとりで食べるのがちょうどいい量でした。

「ひろめ市場」でおすすめのお店③ 土佐名物の珍味「高知の土産と土佐うまいもん処 珍味堂」

高知の土産と土佐うまいもん処 珍味堂

個人的にいちばんおすすめしたいお店が「高知の土産と土佐うまいもん処 珍味堂」。

酒のアテにぴったりな珍味が勢ぞろいで、お刺身などの海鮮系もたくさんあります。

ショーケース 珍味

ショーケースに並べられた珍味たちは、酒飲みにとってキラキラと輝く宝石のよう。

土佐珍味「どろめ(生しらす)」(400円)や、「のれそれ(アナゴの稚魚)」(600円)も。

刺身コーナー

刺身コーナーには、「カツオのたたき」(800円)や、「鯨のサエズリ(鯨のタン)」(780円)、「ウツボのたたき」(580円)なども。

ほかにも、海鮮丼や寿司、そば・うどん、おでん、牛すじ煮込みなど、さまざまなメニューがあります。

「とりあえず『珍味堂』に行けば間違いない!」と自信をもってご紹介できるお店です。

ひろめ市場 乾杯
左から「鯨 刃たたき」(480円)、「しその実クラゲ」(300円)、「のれそれ」(600円)、「チャンバラ貝」(380円)

しその実クラゲ」はぜひ食べていただきたい一品。梅としその実の爽やかな風味で味付けされた、歯ごたえバツグンのクラゲです。

コリコリを通り越して、ゴリッゴリ。ハマりすぎて、高知旅中にふたりで合計14個食べてしまいました……(計4,200円ナリ)。

日本酒とワイン
左:「蔵出原酒」(500円) 右:「赤玉パンチ」(280円)

「ひろめ市場」でおすすめのお店④ バリエーション豊かなからあげ「土佐和牛専門店 吉岡精肉店」

土佐和牛専門店 吉岡精肉店

土佐和牛専門店 吉岡精肉店」では、バリエーション豊かな「からあげ」が良心的な値段で食べられます。

からあげ ラインナップ

ノーマルの「若鶏からあげ」(80円)は、カリッとジューシーで王道のおいしさ。

「カレー風味のからあげ」「若鶏のからあげ(レッド)」「山賊からあげ」「バジルからあげ」(各90円)もいっしょに購入して、食べ比べしてみては?

風味豊かなバジル味がおすすめです。

「ひろめ市場」でおすすめのお店⑤ 「ねぎ蛸こすも」

ねぎ蛸こすも

ガッツリとした粉もんを食べたいときには「ねぎ蛸こすも」へ。焼きたてのアツアツなたこ焼きが食べられます。

たこ焼き

ソースとマヨネーズがたっぷりとかけられた「たこ焼き(8個入り)」(550円)。

口のなかでとろーりとろける、ダシの効いたふんわり食感です。ビールとのセットで50円引きなど、お得なセットもあります。

朝ごはん・ランチ・夜はどのくらいの混雑? 「ひろめ市場」時間帯別の混み具合

ひろめ市場は、高知屈指の人気スポットです。

そのため、常に人がわんさか。どうせ行くなら、席を確保しやすい時間帯に参戦したいですよね。

朝ごはんの時間帯・ランチの時間帯・夜ごはんの時間帯で混み具合は変わってきます。

そこで、時間帯別にどのくらい混んでいるのかを、写真とともにレポート!

「ひろめ市場」の混み具合① 朝ごはんの時間帯

お城下広場
平日金曜日、午前10時30分頃(お城下広場)

平日・土・祝日は8時から、日曜日は7時からオープンしている「ひろめ市場」。朝食の時間帯は比較的空いています。

平日の10時30分頃に訪れてみると、空き席がちらちらと。

とはいえ、平日の朝なのに半分くらいの席が埋まっているなんて、さすが人気スポットです。

「ひろめ市場」の混み具合② ランチの時間帯

平日 ランチタイム
平日金曜日、午前11時頃のようす(お城下広場)

11時を過ぎてランチタイムの時間帯になると、席が埋まりはじめます。

広いテーブルで相席をすれば座れますが、どのテーブルにもほぼ人が座っている状態に。

ランチタイムにひろめ市場へ行くなら、11時くらいの早い時間にするのがおすすめです。

「ひろめ市場」の混み具合③ 夜ごはんの時間帯

ひろめ市場 混雑
平日金曜日、19時頃(お城下広場)

夜ごはんの時間帯になると、空き席を見つけるのが難しい状態に。

広場も通路も、どこも活気があふれています。

平日 夜の混雑具合
平日金曜日、20時30分頃(お城下広場)

20時30分になっても、混雑状況は変わらず。

ただ、21時を過ぎると、空き席が少しずつ出ていました。

※写真で紹介しているのは平日のようすですが、土・日・祝日はさらに混雑しています……!

高知「ひろめ市場」近くのおすすめ居酒屋をピックアップ!

席の確保に自信がない方は、あらかじめどこかの店で飲んでおいて、二次会として22時くらいにひろめ市場へ行くのがいいでしょう。

ひろめ市場の周辺にも、絶品土佐料理を食べられる居酒屋がたくさんありますよ。

ひろめ市場のフリーテーブルは予約できませんが(一部店舗では予約可)、周辺の居酒屋はほぼ予約可能です。

「ひろめ市場」近くのおすすめ居酒屋① わら焼き体験ができる! 「明神丸 梅野」

明神丸 梅野

特にイチオシなのが、ひろめ市場にも出店している「明神丸」の系列店「明神丸 梅野」。

ひろめ市場までは、歩いて3分くらいです。カツオの藁焼き体験ができるので、ぜひ思い出作りに。

「ひろめ市場」近くのおすすめ居酒屋② 落ち着いた空間でうまい酒を! 「たたき亭」

たたき亭

落ち着いた空間でこだわりの土佐料理を食べるなら「たたき亭」へ。ひろめ市場までは、歩いて10分くらいです。

土佐のうまいもんを食らい飲む。高知旅なら「ひろめ市場」がおすすめ

ひろめ市場 マネキン

酒好き勢、ノンアル勢、地元民、観光客……さまざまな人が集まるカオスな「ひろめ市場」。

海鮮料理や肉料理、中華料理、イタリアン料理、インド料理など、食べたい料理が見つかるはず。

好きな料理と好きな酒を好きなだけ楽しめる、酒飲みにはたまらないスポットです。

ローカルな雰囲気を味わいながら、こじゃんとうまい土佐料理を「ひろめ市場」で

高知「ひろめ市場」の基本情報! 駐車場の割引情報も

ひろめ市場の基本情報

住所:高知県高知市帯屋町2丁目3-1
電話:088-822-5287
営業時間:【平日・土・祝日】8:00~23:00、【日曜日】7:00~23:00
定休日:不定休(店舗にもよる)
駐車場:あり(188台)
入場料:なし

車でアクセスする場合、高知空港からは30分ほど、高知ICからは15分ほど、高知駅からは5分ほど。

駐車場は、ひろめ市場の2階と屋上部分にあります。

出入り口は、追手筋側(北側)と大橋通側(南側)のふたつ。バイクなどの二輪車両は駐車できません。

駐車場の料金

最初の60分は300円、以降60分ごとに200円の追加料金
20時から翌朝8時までは、最大料金400円

ひろめ市場で2,000円以上の買い物をすると、駐車場の料金が1時間分割引になります。

そのため、購入店舗で駐車券を提示するのを忘れずに! 割引は、全店舗で合計2時間までです。

駐車場の電話番号

タイムズひろめ市場:088-871-6868
タイムズ24:0120-72-8924

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