6月上旬〜8月上旬に北海道・道東エリアに行くなら、「さくらの滝」まで足を運んでみてはいかがでしょうか?
「さくらの滝」といっても、“桜”が名前の由来になっている滝ではありません。
“サクラ”マスが大量に発生する滝なんです。
高さ3.7mの滝を乗り越えようと、サクラマスたちが大ジャンプを繰り広げます。
その姿は、まさに空を飛んでいるよう。
![空飛ぶサクラマス](https://tabi-eng.net/wp-content/uploads/2019/11/空飛ぶサクラマス.gif)
生命力にあふれるサクラマスを見ていると、「頑張れ!」と思わず応援したくなります。
ぜひ北海道・斜里にある「さくらの滝」へ行き、明日の元気をサクラマスからおすそ分けしてもらいましょう!
北海道・清里「さくらの滝」へのアクセスは? 住所・マップコードはこちら
![パンフレットボックス](https://tabi-eng.net/wp-content/uploads/2019/11/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_1ed5-1024x768.jpg)
「さくらの滝」へのアクセスは、徒歩ではなく車がおすすめです。
なぜなら、最寄り駅の「JR緑駅」までは片道5.6kmほどで、歩くと1時間以上かかってしまうから。
北海道は土地が広大なので、旅行中はレンタカーを借りましょう。
レンタカーのカーナビに「さくらの滝」と入力しても、目的地が表示されないことがあります。
検索表示されない場合は、以下のマップコードを入力してくださいね。
住所:北海道斜里郡清里町字川向
マップコード:444 228 430*88
道東にある主要観光スポットから見た、車での詳しい距離・所要時間はこちら。
・摩周湖から 32.4km 34分
・網走駅から 46.9km 50分
・女満別空港から 51.6km 56分
・釧路駅から 110km 1時間55分
写真で解説! 駐車場から「さくらの滝」への行き方
![駐車場からの行き方](https://tabi-eng.net/wp-content/uploads/2019/11/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_1dcc-1024x768.jpg)
駐車場から「さくらの滝」への行き方は、一本道なので簡単。
ただ、舗装されていない細い道を通っていくため、足元には注意しましょう。
雨が降ったあとには水たまりができてぬかるむので、晴れた日に行くのがおすすめです。
![階段](https://tabi-eng.net/wp-content/uploads/2019/11/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_1fa8-1024x768.jpg)
細い道を抜けると、すれ違うのが厳しいほどの細くて急角度な階段があります。
こちらの階段を降りれば「さくらの滝」はすぐ目の前。
転ばないよう、慎重に降りてくださいね。
「さくらの滝」の見ごろは? サクラマスの遡上時期は、6月上旬〜8月上旬
![さくらの滝 全体](https://tabi-eng.net/wp-content/uploads/2019/11/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_20ee-1024x768.jpg)
北海道・斜里にある「さくらの滝」は、斜里川上流にある高さ3.7mの小さな滝です。
6月上旬〜8月上旬にかけて、この小さな滝に多くの観光客が集まります。
![サクラマス 滝登り](https://tabi-eng.net/wp-content/uploads/2019/11/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_1dfe-1024x768.jpg)
観光客のお目当ては、この時期しかお目にかかれないサクラマスの群れ。
毎年3,000匹ほどのサクラマスが、故郷の斜里川へ産卵のために帰ってきます。
見た目は鮭にそっくり! サクラマスの遡上は、成功率がひと握りのチャレンジ
![サクラマス アップ](https://tabi-eng.net/wp-content/uploads/2019/11/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_1e90のコピー-1024x767.jpg)
サクラマスとは、サケ科の海水魚。全長60cmほどで、見た目はサケにそっくりです。
川で生まれて川で育ったら”ヤマメ”、川で生まれて海で育ったら”サクラマス”と呼びます。
海で育ったサクラマスは、川で育ったヤマメに比べて魚体がひと回り大きいのが特徴です。
産卵期の8月が近づくと、カラダが銀色からサクラ色へと変化していくので、サクラマスと名付けられたそう。
![サクラマスの群れ](https://tabi-eng.net/wp-content/uploads/2019/11/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_1e5f-1024x768.jpg)
そんなサクラマス、「さくらの滝」を乗り越えられるのはごくわずかしかいません。
それもそのはず。体長60cmほどのサクラマスにとって、高さ3.7mの滝はあまりにも高すぎる壁なんです。
ジャンプしては滝に跳ね返され、ジャンプしては滝に跳ね返され……。
めげずに何度もチャレンジする姿は、生命力に満ちあふれており、とてもうつくしく見えます。
![さくらの滝](https://tabi-eng.net/wp-content/uploads/2019/11/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_1db1-1024x768.jpg)
30分ほど「さくらの滝」を眺め、残念ながら滝を乗り越えたサクラマスはゼロでした。
それほど滝を登るのは難しいこと。
小さなカラダで力をふりしぼるサクラマスを見ると、勇気がもらえること間違いなし。
「最近、元気が足りないかも……」という方は、「さくらの滝」を訪れ、サクラマスにパワーをもらってみてはいかがでしょうか。
冬季は通行止めに! 春には桜、秋にはうつくしい紅葉が楽しめる「さくらの滝」
![さくらの滝 木々](https://tabi-eng.net/wp-content/uploads/2019/11/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_1e59-1024x768.jpg)
「さくらの滝」は、四季折々のうつくしい景観が楽しめるスポット。
空飛ぶサクラマスが見られる6月上旬〜8月上旬のシーズンだけでなく、春には桜、秋には紅葉が楽しめます。
例年、桜の開花時期は4月下旬〜5月上旬、紅葉のピークは9月下旬〜10月下旬です。
冬季は、通行止めとなるため入れません。
熊出没注意! 「さくらの滝」でヒグマと出会わないために
![熊出没注意 看板](https://tabi-eng.net/wp-content/uploads/2019/11/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_1f86-1024x768.jpg)
自然が色濃く残っている北海道で注意しなければならないのが、熊の存在。北海道ではよくヒグマが目撃されています。
人間は熊のチカラにかなわないので、出会わないように対策するべし。
熊は刺激を与えない限り、人間の気配を感じたらその場から離れるといわれています。
熊を遠ざけるのに有効な手段は、音を出すこと。
鈴やラジオなど、音を出すモノを身につけて、人間の存在を熊にしっかりと知らせましょう。
熊の活動時期は、4月〜11月。熊による事故が特に多くなるのが4〜6月、10〜11月です。
当てはまるシーズンに訪れるなら、熊対策をキチンとしたうえで、なるべく一人で行動しないでくださいね。
「さくらの滝」周辺の北海道・斜里エリアには、観光スポットが盛りだくさん
![さくらの滝 周辺](https://tabi-eng.net/wp-content/uploads/2019/11/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_204e-1024x768.jpg)
空飛ぶサクラマスで有名な「さくらの滝」がある斜里エリアには、数多くの観光スポットがあります。
息をのむほどうつくしい景色を見たいなら、「神の子池」がおすすめ。
「さくらの滝」から12.1km、レンタカーで18分の場所にあります。幻想的なコバルトブルーの泉に癒されてくださいね。
![](https://tabi-eng.net/wp-content/uploads/2019/11/5B6Ovz1w-300x225.jpeg)
フォトジェニックなスポットに行きたいなら、「天に続く道」もイチオシ。
「さくらの滝」から35.8km、レンタカーで38分の場所にあります。天までまっすぐに続く、フシギな景色が見られます。
![](https://tabi-eng.net/wp-content/uploads/2019/10/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_1ef8-300x225.jpg)
見どころ盛りだくさんの北海道・斜里エリア。レンタカーを利用して、まるっと満喫しましょう。
住所:北海道斜里郡清里町字川向
マップコード:444 228 430*88
電話:0152-25-4111(NPO法人きよさと観光協会)
営業期間:4月ごろ〜11月ごろまで(雪がない期間)
営業時間:24時間
定休日:なし
駐車場:あり(無料)