痛風鍋。なんという言葉のインパクトか。
鍋に盛られているのは、溢れんばかりのあん肝・白子・牡蠣・イカ・エビ……
日課のSNSパトロールをしている途中に見つけた、数千リツイートされている鍋の写真。
一度見たら、脳裏に焼き付いて離れないほどのインパクト。
この写真と出合った瞬間に誓いました、「痛風鍋を思う存分に食らってやろうではないか」と。
こんにちは。好きな言葉は「プリン体」、ライターのかしみん(@kashimin222)です。
自ら痛風になろうとドMなわたしが向かったのは、東京・渋谷。JR渋谷駅のハチ公口から歩いて5分ほど。
道玄坂を少しのぼると……あったあった!
その店は「牡蠣貝鮮かいり 渋谷店」です。
痛風鍋が名物「牡蠣貝鮮かいり 渋谷店」! 確実に食べたいなら予約を忘れずに
「牡蠣貝鮮かいり 渋谷店」は、20種類以上の新鮮な貝や、海鮮料理を提供する居酒屋です。
店内は、清潔感があって落ち着いた雰囲気。
カウンター席とテーブル席があり、完全個室や半個室もありました。
当日でも痛風鍋をオーダーできますが、人気のため予約優先なのだそう。
確実に食べるためにも、予約をしていくと安心です。
あん肝・白子・牡蠣・イカ・エビがこんもりと盛られた「痛風鍋」
まずはビールで乾杯。ゴクゴクゴク……プハァァァァァ!
カラカラになった喉をうるおしながら、これから来る主役に胸を弾ませていると、
はい、やってきました〜〜‼︎‼︎ こちらが念願の「痛風鍋」です。
鍋から溢れんばかりに乗せられた具材たち、ゼイタクすぎる……。
あん肝・白子・牡蠣・イカ・エビ、とプリン体のオールスターです。
鍋のなかには、白菜・長ネギ・にんじん・エノキといった具材が埋まっています。
300gのあん肝で固められた、どっしりとしたオレンジ色の壁。
こんなにフォトジェニックな壁、ほかにある?
「鍋が煮えるまでなんて待ちきれない」という方、ご安心を。
あん肝や白子はすでに火が通っているので、お酒のアテにしながら、痛風鍋の完成を待つことができます。
あん肝が溶け出すようすも、いと美し。
煮込みすぎると、あん肝や白子が完全に溶けてしまうので、鍋からは目をそらすのは御法度です。
愛情もって育てるべし。
具材が沈み、スープがグツグツと煮えたら食べ頃です。
鍋から具材をていねいにすくい上げ、いただきます!
……はい、もうこんなのおいしいに決まってる。
味噌ベースのスープには、あん肝がたっぷりと溶け込んでいます。
もったりと口のなかに広がる、濃厚な味。
これを味の暴力と呼ばずになんと呼ぶのでしょう。
クリーミーでマイルドな白子。舌のうえでプリプリと踊る牡蠣。
ここは「天国」か、はたまた後に痛風の痛みに苦しむことになる「地獄」なのか。
かなりボリュームがあり、シメの「雑炊」(500円)までたどり着けず……無念です。
濃厚なスープに米が絡みつく雑炊、絶品だっただろうなあ。
痛風鍋だけじゃない! 「牡蠣貝鮮かいり 渋谷店」のドリンク・料理メニュー
「牡蠣貝鮮かいり 渋谷店」の注目メニューは、痛風鍋だけではありません。
クリーミーで大粒の「生牡蠣」や、牡蠣が1kgもどっさりと盛られた「豪快牡蠣鍋」など、魅力的なメニューがたくさんあります。
まずはの茶豆(380円)
長芋の醤油漬け(680円)
鮑とキノコの肝ガーリック炒め(1,880円)
だし巻き玉子(780円)
帆立とシラスのサラダ(880円)
鮑の塩辛(780円)
貝の旨煮(780円)
雲丹の土鍋ごはん 二合(3,600円)
バニラアイス(400円)
貝刺し盛り おまかせ6点盛り 鮑入り(1,780円/1人前)
貝刺し盛り おまかせ4点盛り(980円/1人前)
貝刺し盛り おまかせちょい盛り(680円/1人前)
浜焼貝盛セット 牡蠣・はまぐり・白はまぐり・さざえ・帆立(1,780円/1人前)
鮑の踊り焼き(1,880円)
豪貝⁉︎ 貝のガンガン蒸 大盛(3,980円)
豪貝⁉︎ 貝のガンガン蒸 中盛(2,980円)
蟹みそ甲羅焼き(580円)
大粒生牡蠣(380円/1個)
ドサ盛り‼︎ 大粒生牡蠣(1,980円/6個)
生牡蠣3種盛り(2,480円/各2個)
生牡蠣5種盛り(2,180円/各1個)
生牡蠣5種盛り(3,980円/各2個)
牡蠣のオイル漬け(580円)
チーズたっぷり! 牡蠣グラタン(580円/1個)
むきたて大粒カキフライ(880円/2個)
痛風鍋(2,980円/1人前)
牡蠣鍋(1,480円/1人前)
貝鍋(2,980円/1人前)
※鍋の注文は2人前から
生 サッポロ黒ラベル(490円)
角ハイボール(490円)
レモンサワー(450円)
緑茶ハイ(450円)
梅干サワー(450円)
夏みかんサワー(450円)
ブルーベリーサワー(450円)
シャンディガフ(600円)
カシスオレンジ(600円)
ピーチウーロン(600円)
グラスワイン 赤・白(680円)
黒霧島(580円)
二階堂(580円)
白加賀梅酒(650円)
桃酒(650円)
子宝りんご酒(650円)
鍋島 グラス(420円)
獺祭 グラス(480円)
ウーロン茶(380円)
コーラ(380円)
オレンジジュース(380円)
カルピス(380円)
トマトジュース(380円)
キウイクーラー(380円)
ベリーモーニ(380円)
ここからは、痛風鍋以外の実際に食べたメニューをレポートしていきます!
生牡蠣「仙鳳趾」「クリーミーパール」
ブランド生牡蠣の「仙鳳趾(せんぽうし)」と「クリーミーパール」。
北海道産の「仙鳳趾」は、身が大きいのが特徴です。
大粒の身を口いっぱいに頬張ると、濃厚なコクと強い甘みが広がります。舌のうえで弾けるプリプリ食感。
宮城県産の「クリーミーパール」は、ミネラル分が多い生牡蠣です。
その名の通り、クリーミーな口当たり。うまみが凝縮しているので、お酒との相性もバッチリでした。
うまみがジュワッと「むきたて大粒カキフライ」
大粒の牡蠣をまるごとフライにした、ゼイタクな見た目の「むきたて大粒カキフライ」。
ひと口では入りきらない大きさです。
サクッとした衣のなかからは、クリーミーな牡蠣のうまみがジュワッと。レモンかソースをお好みで。
なめらかな塩辛さが特徴の「鮑の塩辛」
コリコリ食感の「鮑の塩辛」。なめらかな塩辛さで、日本酒と合わせたい逸品です。
悪魔的なおいしさの「白子天ぷら」
コロンとしたかわいらしいフォルムの「白子天ぷら」(※本日のおすすめメニュー)。
ジューシーな天ぷらのなかからは、クリーミーな白子がこんにちは。
悪魔的なおいしさです。
東京・渋谷で痛風鍋を食べるなら「牡蠣貝鮮かいり」へ!
風が吹いても痛いことから名付けられた「痛風」。
秀逸なネーミングの「痛風鍋」は、見た目も味もサイコーな鍋でした。
食べすぎると後の自分を苦しめるかもしれない、と分かっているのに……箸を持つ手が止まらない。
渋谷で痛風鍋を食べるなら「牡蠣貝鮮かいり」にぜひ!
※不要不急の外出を控えなければいけない現在。
「牡蠣貝鮮かいり」はテイクアウトに切り替えたそうです。
痛風鍋も持ち帰りできるので、詳しくは公式サイトをチェックしてくださいね!
住所:東京都渋谷区道玄坂2-6-15 鈴井ビル 2F
電話番号:050-5594-0635
営業時間:17:00~24:00
駐車場:なし